ドゥヌン(両眼)プロジェクト-爪を体相する!
ドゥヌン_ 通じようとする _ シングルチャネル ビデオ HD 00:02:45 _ 2010
視覚 音楽 Jung Bong Won
常に目は美しいもの,美しいものだけを見ようとする。 極と極が通じるということを知ってから、なぜ目が二つなのかも分かるようだ。
地球という星にきて31年 両眼考え
ドゥヌン_ 另一只眼 _ ノートパソコン, た爪 _ 2008~
もう一つの目
ノートパソコンの角が割れて穴ができた。 穴を埋めようと集めておいた爪の切れを付けたが偶然
に目の形ができて穴を全部埋めることが出来なかった。今も使っているこのノートパソコンは仮想空間を覗いて見て参加することができるようにする<もう一つの目>だ。 また、ノートパソコンには“美術が目がくらむようなのか?”と印刷されたステッカーもついている。 詳しく見なければ"酒が目がくらむようなのか?"で見える。
飛行機のエンジンで爪のイメージを発見する。
2008年夏、両眼はニューヨークに設置される欄干製作に参加して幾週間に仕上げと化学薬品で金属の表面を腐食させて色を出す作業をしたしその時、伸びてきた爪の8切れで見た映像作品の核心の‘通’を表現した。
設置作業をするために生まれて初めて韓国を離れることになった。 空港で乗り換えをしようと待機している間に偶然なのか必然なのか、飛行機の心臓といえるエンジンの部分に爪に似た形が描かれているのを発見して嬉しい気持ちでビデオカメラに入れた。
崇高美を感じたニューヨークタイムズ スクエア広場
欄干設置作業中に週末には騒音発生問題で仕事を休む代わりに観光をした。 最も印象に残ったところはもの凄い広告看板に圧倒されて崇高美を感じたタイムズ スクエア広場だ。 半月間ニューヨークで仕事と観光をして韓国に戻ってきた。
本を持った銅像と刀を持った銅像があるソウル光化門(クァンファムン)広場
ニューヨークにタイムズ スクエアがあるならばソウルには光化門(クァンファムン)広場がある。 600年歴史を持った世宗路(セジョンノ)が人が疎通できる広場に2009年に造成された。 まもなくハングルを創り出した世宗大王(セジョンデワン)銅像が世宗路を象徴した李舜臣将軍銅像の後方に立てた。 二つの銅像のイメージは明確が相反するが後世にも尊敬を受ける偉人という点で二つの銅像の意味は通じる。
人類が傷ついた心の傷は爪を通じて暗示される。
人間中心の広場と資本中心の広場を入れた<通じようとする>は<もう一つの目>を通じて連結して疎通しようとした。 進歩と保守、善と悪、恥と誇らしいということ、きれいさと汚れということなど相反した全てのものは共存する。
私たちは気に入らないのは見ないとする傾向がある。 かと言ってその対象がなくなるのではないので時には腐ってしまって深刻な問題を起こしたりもする。 私たちは好きでも嫌いでも疎通して生きていかなければならない。 真の疎通は君と私が何が違うのかを知っていることから始まる。 進んでより一層通じようと努力しなければならないのは自分自身だ。 なぜなら、このすべては体と心で生成されて存在するためだ。
"心臓に膿が入ったとは分からないが爪にとげが突き刺さったことは分かる。"といったのか!
人生の跡である爪を見よ! 傷ついたあなたの心が両眼を通して聞こえないか?
「ドゥヌン(両眼)プロジェクト」は人生の中で忘れられて行くこと、あるいは現代の社会に適応するために覆っておいたものなどを可視化して考えてみようとします。それを通じて私有の楽しみを享受し、率直なものが最も美しいものになる世界をあなたと一緒に想像し実現しようと思います。
<- 参加者には記念切手及び意味ある時間のプレセントをあげます。